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自分

過去の自分は「私」ではないようで
自分はこんなに豊かな感情の持ち主だったのかと驚かされる

その紡ぎだされている言葉はまるで小説のようで
とても今の私には表現できないような文章で

私は自分の感情にふたをし、
現実を見ることで
自分の負の感情を削ってきた。

そうしないと落ちて落ちて落ちすぎてしまうから
だけど今は安定と安心の湯船につかっているから
もう大丈夫なんだよ

私のそばに寄り添ってくれている人は
私をちゃんと見てくれていて、いつでも抱きしめてくれるから
いつでも手が温かく
時間がきちんと進んでいる
落ち込まないように連れていかれないように

# by chinchiclin | 2022-02-17 11:43 | 日記

2004年の自分へ

2004年、このブログの1つ目のブログ内容が、進路についてだった。
悩んでいる自分を見て、くすっと笑ってしまった。

あの時私は、進路について悩んでいた。
親に言われた県内の公立の大学に行くのか、
自分のやりたいと興味を持ったデザイン系の専門に行くのか。

結果、私は今デザイン関係の仕事をしてるよ。
デザインというか、エクステリアのCADなんだけどね。
でもやっぱり「興味を持っている」ことはずっと好きだった。

Webのこともね、前の会社で結構頑張ってやってたよ。
インテリアの色決めとかさ、モデルルームの家具選びとかさ…
あなたがやりたかったことは全部できてるんだよ。

そのままあなたは県立の大学に行くけど、
やっぱり四年間もいたのはなんだかもったいなかったね。
何もかも中途半端で終わったね。

あなたは自分に厳しくもあり甘くもあり、そしてめんどくさがりなので、
「まぁいっか」で進めてきてしまったことも多々あるね。
お酒もたくさん飲んだ。

でも今は違うよ。
結婚して、自分に厳しく、家族にやさしく、めんどくさいことからやってる。
人は変われるけれど、それは自分のためというより、ひとのための時のほうが、
あなたは変われるんだと思う。

今後の人生どうなるか、とても楽しみだよ。
大きな地震や津波がきたらと毎日不安だけど、
コロナがなかなか落ち着かなくて不安だけど、
またきっと何十年後かにこのブログを読んで
くすっとできる日が来るのを私は心待ちにしています。

それまで「ブログ」が存在していることを願う。
それまで「エキサイト」が存在していることを願う。

私は今楽しく、幸せで、愛もあり、満たされている。
好きな仕事をして、好きなことをして、大好きな家族がいる。
ずっとずっと安定と安心が続きますように。



# by chinchiclin | 2022-02-17 11:38 | 日記

夜廻

人気ゲーム「夜廻」の小説版。
ゲームは冒頭だけスマホでやって、内容は弟者のゲーム実況で「見た」。笑
でも途中はすっとばしてみていたから詳細な内容まではわからずじまいだった。
そんな夜廻を読んでみようと思ったのは…
数年前に主人が買ってくれた小説をたまたま見つけたからだった。

夜廻に出てくるのは、
・お姉ちゃん
・私(主人公)
・ヨマワリさん
・ナニカたち
というシンプルな登場人物たち。

夜の街の中で子供がヨマワリさんや「ナニカ」たちに追い掛け回されてしまうという話。
お姉ちゃんはその昔、母親と夜に外に出て「ナニカ」に見つかり追い掛け回され、
母親を失ってしまう。

この女の子たちが住む町の中には「ナニカ」=幽霊がたくさんいて、
夜になると町の中をうろうろしている。

そして「ヨマワリさん」とは「ナニカ」とは違う存在なのではないかと気づく姉妹。
でもその正体はわからない。
ただ一つ言えるのは、ヨマワリさんは姉妹を襲うのではなく、「ナニカ」だけを襲う存在だということ。

ヨマワリさんはブギーマンのように子供を追いかけビビらせる存在として出てくるのではないか。
夜には子供は外には出ていけないよ、ヨマワリさんが来るよ、だから家にいなさい。
そのヨマワリさんが存在しているよ、怖いよ外に出たらだめだよ…という子供へのメッセージ。

お話の中にはムカデの神社の話が出てくるけど、ちょうど違うお話でムカデの神社の話を聞いた後で、
少しびっくりした、とともにとてもわかりやすい話だと思った。
ムカデが祀られている神社って怖い?怖くない?という話があったけど、
それは見る人の違うで180度見方が変わってくるというものだった。
ムカデが守ってくれるなら怖くない!と思う子もいれば、そう考えない子もいる。
神様もいろんな人にいろんな見られ方をしてかわいそう。
でも一番かわいそうなのは、神様がいるのに忘れられてしまうこと…
最後の廃神社には怖い「ナニカ」がいて、そこにいた「ナニカ」にお母さんは捕まってしまった。

日本にはどれだけの廃神社があるんだろう。
昔はたくさんの人のよりどころだったのかもしれない。
多くの気持ちや念が集まっていたのかもしれない。
でもそれも、廃神社になってしまったら邪悪なものに変わってしまうのかもしれない。

夜の街には「ナニカ」がたくさんいる。
そしてそれは実は昼間にも存在している。
神社には神様がいる。
強い気持ちが、大切。

そんなことを感じたお話でした。
ゲーム実況、もう一回見に行こう。

# by chinchiclin | 2022-02-17 11:27 |

2019年に観た映画の一覧

2019年に観た映画一覧

1 私の頭の中の消しゴム103.png
泣いた。旦那様が、10年前くらいから持っているテレビを今でも使っているけれど、その中に一番古く録画されていたもの。愛する妻が自分のことを忘れていく。昔の彼氏と間違えられる。その気持ちはどんな気持ちなんだろう。結婚してから観るとまた違うものだね。(観るの初めてだけど)

2 カメラを止めるな128.png
2018年にとても話題になった映画。私は旦那様が観ているのを途中から観てしまい、「初めて見るから面白い感覚」を二度と味わうことなく終わってしまった人でした。低予算で作った映画だけれど、「実は裏ではこんなことになっていましたー」というネタ晴らし的なものは面白く、映画が好きな人や、映画を作っている・演じている側の人からの共感が多そうな映画だと思った。

3 ミッションインポッシブル フォールアウト109.png
何回も観た映画。イーサンがジュリアと再会し、イルサも出てくる!という話。イーサンがミッションで行動中に偶然ジュリアに出会う。ジュリアは結婚しており、幸せそうに支援活動を続けていた。きっとイーサンのことを好きなイルサはドキッとしたんだろうな。イーサンはきっと胸が締め付けられたんだろうな~~~~。

4 検察側の罪人144.png
木村拓哉&二宮和也主演。木村拓哉が「検察側の罪人」である。二宮和也の、犯人を糾弾するシーンは半分アドリブと言うか、勢いがついて早口になって何を言っているのか自分でもわからなくなったシーンだと言っていたという記事を見たような気がするけど、確かにすごかった。演じている時の二宮和也はかっこいいですね。でも二宮が途中で吉高由里子と不思議な格好でセックスしていたシーンはいろんな意味で衝撃でよくわからなかった。あのシーンは必要か?

5 兄友126.png
横浜流星&松風理咲主演。漫画を少し読んでいたので気になり鑑賞。漫画とはさすがに違うけど、旬な俳優横浜流星がいい感じでした。「妹」役の松風理咲も好きな感じで、全体的な雰囲気が良かった。犬カフェで福山潤が出ていたのはめっちゃウケた。最高。こういう映画に出てるんやな。

6 ミッションインポッシブル109.png
シリーズの一番初めのやつ。1996年。トムが若い。IMFに所属するベテラン工作員であるジム・フェルプスが率いるチームは、内通者の罠によって壊滅する。唯一生き残ったイーサン・ハントは、裏切り者の疑いをかけられ、当局から追われることとなり、真犯人を探し出さそうとする。(←wikiより)ジャンレノが出てきたねー!

7 ミッションインポッシブル2112.png
ジョン・ウー監督に代わった。なんかね、撮り方や効果の雰囲気や音なんかがガラッと変わった。嫌いじゃないけど好きじゃないっていうか。わかりやすいんだけどね。「キメラ」という強力なウイルスの治療薬を奪還するイーサン。

8 ミッションインポッシブル3(M:i:Ⅲ)114.png
JJエイブラムス監督。シリアスな話。ジュリアと結婚する話。一度スパイを引退していたけど再結成!

9 ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル111.png
ジュリアと離れてしまうけど、ずっと見守ってるよって話。イーサンは誰かの陰謀により汚名を着せられることが多いね。

10 スマホを落としただけなのに148.png
犯人おーまーえーかー!!!!ってゆう衝撃。成田凌良かった。スマホの中の写真やデータ、誰かに盗まれてる可能性なんてどこにでもあるし、そんなの当たり前だったけど、無頓着になっている人が多くて、「だから何?」って思ってる人もいるんじゃないかと思うけど、押年の強い誰かに狙われたとき、その恐怖はマジででかい恐怖になって襲ってくるんだろうなって考えさせられた。



つづく。

# by chinchiclin | 2019-12-04 13:10 | 映画

悪夢の6号室

悪夢の6号室_e0057575_16314527.jpg



木下半太
h25.10初版発行

ずっと読み忘れてた。ドラマ化って‥いつやったんだろう?壇蜜が誰の役かと思ったら、老舗和菓子屋の嫁・鮎子役だった。なんかイメージとは違うけど。

▪️登場人物
老舗和菓子屋の息子・町田敬助
その妻、鮎子(壇蜜)
敬助の母

ヤクザの愛人・琴音(藍沢りな)
ヤクザの親玉
その息子・隆
その息子と琴音のボディガード・城島

殺し屋・内山


▪️ネタバレ
“赤ちゃん”体型でモテる敬助の浮気が原因で義母と喧嘩になる鮎子。家では義母の嫌がらせが続きストレスで元スポーツインストラクターの体型も崩れつつある中、久々に行ったテニスクラブで可愛くて巨乳で、口で話ができない琴音と出会う。

鮎子は敬助という旦那がありながらも、『まさか自分は女性が好きだったのか?』というくらい琴音に惹かれていく。

琴音はヤクザの愛人という立場から脱却するべく、あゆこは旦那に浮気を認めさせ離婚するため、手を組み作戦を練る。

琴音は愛人の息子・隆(アメリカかぶれのバカ)を利用し隆が勝手に琴音をさらったとみせかける。実際に隆は琴音にメロメロになり、琴音も隆のことを愛していると信じている隆。

また、琴音は鮎子の旦那・敬助に近付き、2人で映る写真を“証拠写真”として鮎子に渡す。

隆と敬助の2人を貶めるのは『ハートブレイク・モーテル』。隆と琴音は5号室に。隆は琴音との初の夜の営みを楽しめると信じてやってくる。
敬助と、鮎子が雇った“便利屋”は6号室に。便利屋は敬助を殺すためにここまで連れてきた。

ちなみに鮎子は内山という“殺し屋”を“便利屋”としか思っていないが、手配した琴音は、内山が殺し屋だと知っている。元々全員殺すつもりなのだから‥

そう。
実は琴音は喋れるし、自分がヤクザの愛人を辞めたくて周りの皆を利用して動いていた。結果、隆と城島を鮎子が殺し、鮎子が内山を撃つ。そしてその後、鮎子は敬助を殺そうとするが、殺せない。キレた琴音が鮎子を撃つ。この時内山は実は死んでおらず、ことの真相を理解した内山が琴音を殺す。生き残ったのは内山と敬助。早く鮎子を病院に連れて行けと言われ、車でその場を離れる2人。

物語は、ここまで。

あとは、実は死んでいる義母のこととか、ヤクザはどうしたのかとか、いろんな続きがあるんだろうけどそれは想像の世界。もっと長くても面白いのになぁ、と最後尻窄みな感じでした。

まぁ、さすがの木下さん、面白いけどね!
# by chinchiclin | 2015-08-29 16:09 | 映画

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